船のトイレの説明と船酔いについて―――8.21 山上りさ
この船にはトイレがあります。船の真ん中、船長の左手前側にあって(実際に場所を指す)、こちらの扉は、船の前方向に向かって開きます(実際に扉を開ける)。こちらは通路も狭く、走行中は船が揺れて皆様に見ていただくことは難しいので、今は口頭で説明をして、その他分からないことは、使用前にスタッフに確認していただきますよう、お願いします。
目次
トイレについて
トイレの使用には、7つのルールがあります。
1、必ず先生に声を掛けてください
まず1つめ。学校でトイレに行く時と同じです。トイレに行く前は、必ず先生に声を掛けてください。校長直々にでも私たちでも構いませんので、手を挙げて教えてください。「先生トイレ!」だけだと「先生はトイレではありません!」という下りをやらなくてはいけませんので、ご注意ください。
2、ゆっくり動いているときはOK
2つめ。船が止まっているときだけ、トイレを使うことが出来ます。今みたいに走っている時は使えませんので、ご了承ください。スノーケルポイントに着いた時と、出発する前が一番のチャンスなので、気軽に声を掛けてください。※現在ではゆっくり動いているときはOKになりました。
3、ウエットスーツが濡れているとき
3つめ。ウエットスーツが濡れているときは、今着ていただいたウエットスーツを、全て脱いでから、トイレに入ってください。トイレの中大変狭いですので、あまり身動きがとれません。こちらで全て脱いでからお願いします。船が止まる前に、走っている時に脱ぎ始めるとスムーズにいけますね。
4、男性も座って済ませてください
4つめ。こちらは男性に向けてですが、男性も座って済ませてください。止まっている時でも船は揺れて危険ですので、シッティングスタイルでお願いします。
5、電気コードを触らないでください。
5つめ。中を見ていただくと分かりますが、コードがそのままむき出しになっているところがあります。こちら水が大変危険ですので、絶対に触らないでください。この点もあって、ウエットスーツは完全に脱いでいただいています。
6、トイレットペーパーは流してOK
6つめ。トイレットペーパーが供え付けてありますが、そちらはいつも通りそのままトイレに流していただいて大丈夫です。
7、5秒~10秒スイッチを押したまま
7つめ。トイレを流す時は、スイッチを押して流してください。座って左手側に黒いスイッチがあって、赤い矢印が貼ってあるので分かりやすいと思います。こちらはスイッチを押している間、水が流れます。ですので、だいたい5秒~10秒スイッチを押したままで、水を流してください。
以上がトイレのルールです。ウエットスーツを脱いでまた着ることが面倒だとか、ドルフィンスイム中にトイレに行きたくなったら、抵抗があるかと思いますが、海に放っていただいて大丈夫です。意外とスッキリして、海と一体化したような大自然を感じることが出来るのでお勧めです。ただし、小に限ります。あと、放った後はウエットスーツの中に海水を入れて、循環作業をお忘れなくお願いします。実はこれ、私がタイでダイビングした際も、ドイツ人が”big toilet!”と言って海を指していたので、世界共通事項なんです。
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