イルカと泳ぐというのは基本的には外洋になります。
・海底が見えない深い海
・波があって水をかぶる
・風があって流される
・流れがあって流される
・イルカの動きがはやいおいつけない
普段、いるところとは、全く別世界です。
スノーケル未経験のまま、いきなりイルカと泳ごうとした人が
おっしゃるのが、
「こんなにハードだとは思わなかった」
「もっと気軽なものだと軽く考えていた」
「考えが甘かった」
ということです。
ドルフィンスイムをするのには一定の準備が必要です。
目次
スノーケル未経験の人がイルカと泳ぐには
1、スノーケル練習をする
スノーケルの基本、スノーケルクリア、マスククリア、フィンキックを習得し
何度も海などでスノーケルを練習することです。
スノーケルをマスターすると、人生が広がります。
特に透明度の高い海でスノーケルをすると空を飛んでいるような気分になります。
とても楽しいことですが、基本スキルができていないと、ちょっとしたきっかけで死亡事故につながります。
海では、色んなことが思うようにいかないので、習ったら、翌日からOKというわけではありません。
何度も練習したほうがいいです。
2、スノーケルの講習に参加する
海はなめてかかると命の危険が伴います。
最初は基本を誰かかからスノーケルの基本を教わることをおすすめします。
当店でも入港日初日に講習があります。
※おがまるが着いて2時間後ぐらいにスタートなので、十分間に合います。
入港日初日の講習
http://xn--u9jvc514pqwklyidyu.com/?page_id=282
内地でも、スノーケルを教えるスクールは探せばあります。(浦安のトゥルーノースがおすすめです)
時間的な余裕があれば、内地で講習を受けて、何度か、練習して
それから、当店の初日の講習を受けて、ツアーに参加するというのが万全です。
3、遊ぶ
スノーケルは本来、遊びです。
基本をみにつけたら、是非、海でたくさん遊んでください。
以外と身近な海が、スノーケルをしてみると面白い海だったりします。
関東でおすすめなのは、千葉の沖ノ島や、神奈川の三浦半島の油壺などです。
沖縄、奄美なども最近は飛行機の値段が安く行きやすいエリアになってきました。
是非、海で遊んでください。
遊ぶ中で、自然と危機管理や対処能力もあがります。
スノーケル未経験の人のための、素潜りの学校のメニュー
1、入港日初日のスノーケル・素潜り講習
入港日初日に、素潜りの学校では、講習を行っています。
その中でスノーケルの基本と素潜りの入門が学び、体験できます。
素潜りの練習を体験しておくと、スノーケルが余裕になります。
素潜りの練習メニューは、強制ではありませんので、怖かったり、疲れたりしたらパスできます。
2、素潜りの学校パック
連日参加はパックとして、お値段がお安くなります。
4日以上の場合は一部、レンタル品も無料になります。
集中して、連続して参加することで、スノーケルが一気に得意になられる方が多いです。
特に初心者の方はパックでご参加頂ければと思います。
パックでご参加いただければBプラン、Cプラン、Dプランも初心者でもご参加可能です。
ぜひぜひ、挑戦してみてください。
素潜りの学校パック(スノーケル・素潜り講習、Aプラン、Bプラン、午前半日Cプラン、ナイトツアーセットのツアーパックプログラム)
3、初心者割増オプション
スノーケル未経験・初心者の方がツアーに参加される場合、初心者割増オプションをお願いいたします。
初心者様の割合を一定以下にするための措置です。ご了承ください。
※料金は申込フォームをご覧下さい。
初心者の定義
以下のいずれかひとつでもあてはまれば、初心者とさせて頂きます。
・自らを初心者と感じること
・水深が深いところが怖いこと
・スノーケルの基本(スノーケルクリア、マスククリア、フィンキック)のいずれかが不十分であることを
また、スノーケル未経験でいきなりツアー参加の場合、ドルフィンスイムはできません。
イルカがいた場合、船上からのウォッチングであれば可能です。
ドルフィンスイムをされたい場合はスノーケルの基本練習をしてからでお願いします。
4、初心者まるごとパック
全く初めて、未経験、初心者様のなかで、何が必要かわからない、どんな準備がいるのか分からないという方を対象に、
参加したい内容と、体験したい内容をお伝え頂ければ、こちらで必要なものを全てそろえるというサービスです。
何が必要かをひとつひとつ聞く必要がなく、レンタルやオプションについての追加料金が一切かかりません。
※料金は申込フォームをご覧下さい。
初めてのスノーケルを一人でするのは危険
スノーケル未経験で、一人で練習するのは危険なことです。
海獣の子供という漫画の中で以下のようなシーンがあります。
引用:海獣の子供より
5、最後に
海は安全に配慮さえすればとても楽しい遊び場です。
しかし、一方で安易な気持ちで、海に入っている人が毎年、かなりの数、亡くなられています。
スノーケルの事故死者数はダイビングの3倍ほどで、スノーケル中の事故の6割が死亡事故であるという統計が海上保安庁から発表されています。
事故が起きた中の6割が死亡事故というのは、あらゆるスポーツの中で突出した死亡率です。
この状況で、義務教育でスノーケルを教えないのは、犯罪的であるとすら思います。
なぜ、それほど死亡率が高いかと言うと、ダイビングは最初に講習を受けなければ潜ることができませんが、
スノーケルは、習わらなくても、ある程度はできてしまうためです。
そのため、海の危険に対する認識が甘い方がなくなられています。
海とは、なにもかもが、思い通りにはいかない世界です。
万全の準備をして、それでも、思い通りにはいきません。
安全が守られたプールとは違って、ほとんどは監視されておらず、
潮流があり、毒のある危険生物がいて、波と風があります。
常に波に揺られていると、自分がバカになったのかと思うくらい、普段できることのほとんどができなくなるはずです。
準備不足の場合、楽しいはずの日が最悪の日になることもあり得ます。
そんなオーバーな、と思った方、あなたが一番、危ないです。
海のことを知っている人は、このことを知っています。
死ぬかもしれない世界に今、自分がいることを知っています。
ドルフィンスイムとはスノーケルとは全然違う、別世界のものです。
外洋とは、人が住む世界とは全く別の世界、宇宙のような世界です。
しっかりと準備をし、万全を期してご参加ください。