海獣の子供の感想はまだ言いたくない。ネタバレなし。※漫画版1巻 キンドルで無料公開中

海獣の子供 漫画版 1巻 キンドルで無料公開中
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映画館ですぐに見ることができないのが悔しくて、漫画版を探したら、1巻がキンドルで無料公開中とのこと。

読み始めたら、とめることができなくなってしまい、1日で全5巻全て読みつくして、それでも飽き足らず、2巡目を読んでる途中に力尽きて寝たのが昨日の話。


五十嵐大介という人が命を懸けて作った漫画ということはすぐに分かった。
驚いたのは、小笠原がよくでてくること。この話の3分の1ぐらいは小笠原沖の海が舞台。あと半分は鎌倉あたり。


どちらも縁があり、住んでいたことがあり、今、住んでいる場所。見覚えのある風景がたくさんでてくる。


小笠原沖に隕石が落ちてきたところから、物語は急展開する。海の役割、星に海があること、人がかつていたところ、人がこれから向かうところ、そんな話になっていく。決して、美しいだけはない、凶暴さや残酷さも持ち合わせている野生の海の物語。


海の中での感覚描写が多い。海の中には別々の違う塊があって、その中にたくさんの情報が含まれていること、海の中のことはまだほとんど知られていないこと、海辺の人々が語り継ぐおそらく実際に取材して得たであろう逸話の数々。


底知れない、計り知れない、表現できるかわからないものを、無理とわかっていて、決死の覚悟で描こうと試みた作品。
自分の中でまだ完結させたくない漫画だったので、まだ感想は言いたくない。一生向かい合っていきたいと思えた漫画だった。
映画はおそらくかなり省略されています。2時間で描き切れる内容ではないことは、漫画を見た時点で分かります。是非、読んでほしいです。


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